取組みと状況

Man

「安全職場」風土の醸成

「安全職場」風土を醸成するために、従業員の安全衛生に関する知識を高め、その知識を活かして安全衛生を常に意識し行動に結び付けるための活動を行っています。
2016年度は、社内の安全衛生専門家が中心となり、新規配属者向けの教育資料を見直しました。新規配属者は職場に不慣れであることから、事故に遭わないために守るべき安全ルールやリスクに対する感度を高める内容を教育資料に盛り込み教育を開始しました。
今後も継続的に教育を行い、「安全職場」風土の醸成につなげていきます。

新規配属者向けの教材

Machine

設備安全活動の世界水準化(ISO、IEC)

設備安全活動の世界水準化(ISO、IEC)を図るために、生産設備の共通的なリスク対策を規定した「グループ設備安全基準」の見直しを進め、設備の安全対策水準を高める活動を行っています。2016年度は、日本国内の指針をベースに策定した基準を、設備安全専門家(セーフティアセッサ、セーフティサブアセッサ資格者)が中心となって、国際規格(ISO、IEC)の重要項目を満たした基準へと見直し、設備の設計/製作に携わる全従業員に教育を行いました。
今後も、基準のブラッシュアップを進め、設備の安全対策水準を向上させていきます。

設備安全基準の教育風景

Method

バラツキのない安全作業の標準化

従業員がより安全に作業できるようにするため、手順の整備・見直しを行い、バラツキのない安全作業の標準化を進めています。
太陽誘電グループでは、施設・設備を操作・メンテナンスする際の安全を確保するためグループ基準である「ロックアウト・タグアウト基準」を制定していますが、職場ごとに施設・設備の仕様や操作・メンテナンス作業の方法が違うため、基準のみの運用では取組みにバラツキが生じていました。
このため2016年度は、施設・設備の仕様や操作・メンテナンス作業の方法に違いがあっても、同じ水準でロックアウト・タグアウトができるように作業手順書を作成し、この手順書を基に運用を行いました。
今後も、バラツキのない安全作業の標準化を進め、従業員がより安全に作業ができるよう取り組んでいきます。

ロックアウト・タグアウトの事例

Material

化学物質の有害性/危険性の最小化

化学物質の有害性/危険性を最小化するために、化学物質を取り扱う作業のリスク対策を継続的に行っています。
今まで化学物質のリスクアセスメントは、作業や設備のリスクアセスメントと共通の手法で実施していましたが、2016年度は、リスクアセスメントの基準を改訂し、化学物質に特化した手法を導入しました。これにより化学物質ごとの有害性/危険性を考慮したリスク評価が行えるようになり、評価結果に応じた適切な対策を実施できるようになりました。
今後も、化学物質の有害性/危険性を最小化するための取組みを進めていきます。

Measurement

チェック水準の深化

安全で衛生的な職場づくりのため、目に見えない(認識していなかった)危険を洗い出す手段や方法の整備・改善を行い、チェック水準を深化させる取組みを進めています。
2016年度は、電機電子業界や顧客の先進的な取組みを調査・分析して、今まで危険であると認識していなかった事項をチェックリストに落とし込み、各拠点によるセルフチェックや監査に活用しました。
その結果、新たに対策を講ずべき危険が明確になり、適切な対策を行うことで職場の安全水準が向上しました。
今後も、チェック水準を深化させる取組みを行い、安全で衛生的な職場づくりにつなげていきます。

Health

①メンタルヘルス発症者率を維持する

メンタルヘルスケアの取組みを開始してから10年以上が経過し、この間「カウンセリング」「ラインケア研修」「休職・復職支援」「Webシステムによるストレスチェック」などの体制を整えてきました。
2016年度は、メンタルヘルスに関する基礎知識やハラスメント予防を目的とした「ラインケア研修」を実施継続するとともに、ストレスチェックの法制化に伴い、職場分析・改善活動に取り組みました。
スタッフケアとしてはカウンセラーや保健師、看護師などの産業保健スタッフによるきめ細かな対応により、社員の不調に早めに気づき、適切にサポートする体制となっています。また連携している精神科医、産業医、臨床心理士を講師に招き、メンタルヘルスに関する産業保健スタッフの勉強会を行い、より充実したケア体制の構築を目指しています。
2016年度の発症者率は0.60%となり、前年度よりも若干増加しましたが、低い水準を維持しています。休職者の職場復帰支援をスタッフ、部門で連携しながら行い、復帰後の再発防止ができたことによるものと考えられます。これからも従業員一人ひとりが健康で気持ちよく働けるよう、メンタルヘルスケアの取組みを進めていきます。

産業保健スタッフ勉強会産業保健スタッフ勉強会

メンタルヘルスケア体制

G1:発症者率の推移

②有所見率を維持する

太陽誘電グループは、産業医や保健師・看護師などによる健康指導で従業員各人の健康管理能力の向上を支援しています。これまで主に(1) 運動指導、(2) 保健指導、(3) 栄養指導の3つの指導に取り組んできました。
当社の有所見率は、全国平均53.6%に対して51.5%と若干低い数値ですが、この状態を維持・低減するために、2016年度は、昨年度から開催している「生活習慣測定会」の開催範囲を拡大しました。また、健康活動の強化を図るため活動の名称を制定(TYHP21:太陽誘電Gヘルスプラン21)し、「健康意識を高め、見直そう・変えよう生活習慣」のスローガンのもと目標と計画を策定し、健康セミナーや禁煙セミナーなどの活動を開始しました。
これからも、従業員が健康で働くことができるように、健康づくり活動を推進していきます。

健康セミナー健康セミナー
禁煙セミナー禁煙セミナー