TAIYO YUDEN

取組みと状況

Man

「安全職場」風土の醸成

「安全職場」風土を醸成するために、従業員の安全衛生に関する知識を高め、その知識を活かして安全衛生を常に意識し行動に結び付けるための活動を行っています。
2018年度は、従業員が安全衛生に対してどのような意識を持っているか、身に付けたスキルを発揮しているかなどについて、「安全意識度調査」を実施、調査結果分析を行いました。2019年度に、分析結果から抽出した課題に対し、従業員一人ひとりの安全意識向上につながる具体的な対策を計画、実施していきます。
今後も「安全意識度調査」を定期的に実施し、「安全職場」風土の醸成につなげていきます。
安全意識度調査票

Machine

設備安全活動の世界水準化(ISO、IEC)

設備安全活動の世界水準化(ISO、IEC)を図るために、生産設備の共通的なリスク対策を規定した「グループ設備安全基準」の見直しを進め、設備の安全対策水準を高める活動を行っています。
2018年度は、日本国内の設備開発設計者、設備改造実施者の設備安全に関するスキルを高めることを目的に、セーフティベーシックアセッサ(SBA)資格者の増員を行いました(90名)。また、国際規格の改訂を受け、現在運用している「グループ設備安全基準」のチェックリストを、実際に運用している設備開発設計者やチェック実施者から意見を収集した上で見直しました。
今後も、設備に起因する労災を減少させる取組みを進めていきます。
SBA(セーフティベーシックアセッサ)資格者の養成

Method

バラツキのない安全作業の標準化

従業員がより安全に作業できるようにするため、手順の整備・見直しを行い、バラツキのない安全作業の標準化を進めています。
2018年度は、国内グループ拠点を対象にRBA-VAP監査を開始しました。監査で抽出された他拠点に関係する課題については、監査要求事項を満足する具体的な管理方法を標準化し運用することで、管理水準を高めました。
今後も、安心して働ける職場環境を共通の視点で形成できるよう取組みを進めていきます。
RBA-VAP監査リスト

Material

化学物質の有害性/危険性の最小化

化学物質の有害性/危険性を最小化するために、化学物質を取り扱う作業のリスク対策を継続的に行っています。
2018年度は、国内グループの労働安全衛生マネジメントシステムで標準化していた化学物質に関する規定について、リスクの大きさ、法的要求、その他要求事項をベースに化学物質の分類ごとに細分化し、それぞれの規定に守るべきことを定めました。より細かい部分まで標準化することにより、化学物質の取り扱いに関するリスク低減につながっています。
今後も、化学物質の有害性/危険性を最小化するための取組みを進めていきます。
有機溶剤管理の規定

Measurement

チェック水準の深化

安全で衛生的な職場づくりのため、目に見えない(認識していなかった)危険を洗い出す手段や方法の整備・改善を行い、チェック水準を深化させる取組みを進めています。太陽誘電グループでは安全衛生専門スタッフや各職場のゾーン責任者などが参加し、多角的視点で巡視活動を行っています。
2018年度は、労働災害の被災者に個別インタビューを行い、被災者の視点から見た発生状況や職場環境、心理状態などを聞き出すことで、潜在的原因の抽出を行い、対策につなげました。
今後も、チェック水準を深化させる取組みを行い、安全で衛生的な職場づくりにつなげていきます。

Health

①メンタルヘルス発症者率を維持する

メンタルヘルスケアの取組みを開始してから10年以上が経過し、この間「カウンセリング」「ラインケア研修」「休職・復職支援」「Webシステムによるストレスチェック」などの体制を整えてきました。
スタッフケアとしてカウンセラーや保健師、看護師などの産業保健スタッフによるきめ細かな対応により、社員の不調に早めに気づき、適切にサポートする体制となっています。
法制化されたストレスチェックを実施し、職場分析・改善活動に取り組んでいます。
職場分析では、精神科医、産業医、臨床心理士と連携し、産業保健スタッフの勉強会を開催、ストレスチェックの分析方法について産業医より指導を受けました。
改善活動では、職場分析の結果から発症者率の高い職場を特定し、臨床心理士によるセルフケア研修を行いました。
発症者率は2015年度から増加傾向にありましたが、2018年度は前年と同じ推移となりました。
依然として若い人の発症が増える傾向が見られるため、カウンセリングを活用し早期発見できるように取り組んでいきます。これからも従業員一人ひとりが健康で気持ちよく働けるよう、メンタルヘルスケアの取組みを進めていきます。

産業保健スタッフ勉強会

メンタルヘルスケア体制

G1:発症者率の推移

②定期健康診断の有所見率を維持する

太陽誘電グループは、産業医や保健師・看護師などによる健康指導で従業員各人の健康管理能力の向上を支援しています。これまで主に運動指導、保健指導、栄養指導の3つの指導に取り組んできた結果、2018年度の有所見率は、全国平均54.1%に対して52.6%の数値となりました。この状態を維持・低減するために、2018年度から従業員の健康増進、企業業績向上、社会的価値向上に向けた健康経営の活動準備を開始しました。
有所見率を維持する活動として、喫煙対策セミナーを開催し、たばこに関する正しい知識と喫煙エリアの制限、一酸化炭素測定などの教育を実施し健康意識の向上を図りました。
今後も、従業員が安心して健康に働くことができる健康づくり活動を推進していきます。

喫煙対策セミナー