2012年3月期は、テレビなどの民生機器向け、PCなどの情報機器向け、液晶パネルなどの部品向けが前年同期に比べて減少し、売上高は844億61百万円（前年同期比16.8％減）となりました。

2013年3月期は、スマートフォンやタブレットPCといった伸び筋機器に向けて、0402サイズ（0.4mm×0.2mm）や0603サイズ（0.6mm×0.3mm）の超小型品をはじめとするスーパーハイエンド商品を積極的に市場投入し、需要拡大に対応していきます。また、100μF以上の大容量品を電解コンデンサ市場へ積極的に展開して、積層セラミックコンデンサ市場の拡大を促進し、いっそうの成長を目指します。さらに、産業機器や自動車、ヘルスケアといった高品質市場への参入に力を注ぎ、この市場向けの商品ラインナップを充実させていきます。
生産体制については、これまで国内で生産していたハイエンド商品を海外へ移管することなどを含め、国内外の拠点を最大活用してよりいっそう効率よく生産するよう努めます。