TAIYO YUDEN

キャリアパス

商品力や幅広いニーズが、
仕事に対する誇りと醍醐味につながる

TAIYO YUDEN (U.S.A.) INC.所属 (取材時)
2006年入社
経営学卒 (MBA)

MY JOB

組織力を活用し海外顧客へのソリューション提案を担う

大手アメリカ系顧客に向けたインダクタ・通信デバイス・新商品のマーケティング・企画・販売促進がミッション。顧客とのミーティングをベースに吸い上げた情報・要求・課題に基づき組織の力を活用し、顧客に対してソリューションの提案を行っています。太陽誘電のグローバル展開の柱です。

REASON for TAIYO YUDEN

業界でのポジションや海外展開、活躍の場に魅力を感じた

日本で経済学を学び、アメリカでMBAを修めた後、2006年7月に帰国し、入社は同年10月でした。太陽誘電を志望したきっかけは、父親が中之条工場に勤務している社員から話を聞いたことが発端でした。太陽誘電に興味を持ち、自身で企業研究をするうちに惹かれていきました。商品力や市場での存在感・安定性・成長性、グローバルな展開も入社の決め手となりました。

CAREER

2006 入社。本社海外拡販部米国拡販課に配属。
2012 ビジネス企画管理部に異動。
現在 TAIYO YUDEN (U.S.A.) INC.に出向。大手米系顧客担当。

FUTURE

市場での優位性が志望理由、それが大きなプレッシャーに

太陽誘電に魅力を感じた最も大きい理由を挙げるなら、「参入障壁の高さ」です。

なぜなら、政府は日本の産業を活性化するため、何度となく、新たな市場に進出するために必要な規制を緩めてきました。その結果、かつての勢力図とは様変わりした業界も少なくありません。また、製品やサービスの質を下げざるを得ない価格競争に陥っている業界も数多く見受けられます。

つまり、誰もが新規参入できる業界は、いずれの企業も後発に追い抜かれたり、収益の激減を招く危うさを秘めているのです。

逆に見れば、参入障壁の高い業界では、上位にある企業のアドバンテージが保たれていることに他なりません。とりわけ、技術面で市場に評価されるメーカーの中でも、固有の技術を開発・保有し、ニーズを生み出している企業は、業界内でのポジションが揺るぎません。まさに太陽誘電はそこに当てはまります。

ところが、その志望理由が、入社当時の私にとっては予想外の重荷になりました。

もともと文系だったので、製品や用途に関する技術的な知識を吸収することはもちろん、要件を細部にわたって理解することやそれに対する回答を技術的な面から導き出すことに、かなりのエネルギーを割かなくてはなりませんでした。

太陽誘電の代表としてお客様と接する以上、エンジニアのレベルとまではいかなくても、その場である程度の判断ができるくらいにはならなくてはなりません。自社製品にかかわる関連技術の問合わせについて「持ち帰って検討します」と答えるのは、「わかりません」と言っているのと同じ。

世界トップクラスのシェアを持つ企業の一員として、恥ずかしくないふるまいを・・・そう考えれば、考えるほど、プレッシャーは高まっていきました。

積極的に質問することで、長年のノウハウを自分のものに

もちろん、当社の営業担当には文系出身の先輩も少なくないのですが、誰もがスペシャリストの域に達している人ばかり。「果たして、自分は追いつけるのか・・・」覚えることが多すぎて、否が応にも焦りの度合いは増していきました。

そんな時、ふと思ったのが「積極的に質問してみよう」ということ。何しろ、自分は新人、わからないことが多くて当たり前なのです。しかも、文系出身ということもあり、先輩たちがどうやって、現在までのキャリアを積み重ねてきたのか、興味もありましたし、営業としては、どうやって仕事に取り組んでいけばいいのか、とても知りたかったのです。

新人だからこそ持つことができる「質問する」というパスポートを使い、先輩たちに多くの質問をぶつけました。

当社の温かい社風がそれを許してくれたのか、誰もがアドバイスや経験談を聞かせてくれて、何十年分の経験にも匹敵するようなノウハウを吸収することができました。

とはいえ、これも3年目くらいまで。それ以降は自分でどうにかしないといけません。

加えて欠かせないのは、観察力や分析力です。例えば、プレゼンテーションをするときは、誰がキーマンなのかをしっかりと把握すること。

技術開発の進捗状況など、様々なファクターが関与してくるので、一概にはいえませんが、上記のような事前準備をすることで成約率は格段に高くなります。こういったことを短期間で身に付けることができたのも、質問することで、先輩方が培ってきた長年のノウハウを身につけることができたからでしょう。

次代のニーズが見えてくる製品を扱うこと、組織の力を活用することの面白さを実感してほしい

現在、大手アメリカ系重要顧客におけるインダクタ・通信デバイスの関係製品、また新商品の担当営業をしています。

営業というと、与えられたミッションを遂行するために活動する一匹狼的なイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、実は皆さんが想像している以上に様々な方々と関わり合いを持てる職業です。具体的に言うと、開発・法務・技術・生産・物流部門など社内のあらゆる力を活用してこそ顧客のニーズにあった製品・サービスを提供できるものだと営業活動を通して学びました。このように、営業が関係する範囲が広くなっている背景としては、ただ優れた製品を売るだけでは市場に受け入れられなくなってきたからだと思います。そのため、最近では大学において営業学という分野をカリキュラムに取り入れる例も増加し、書店でも営業学という分野の書籍をよく目にするようになってきたのだと思います。

私自身まだ、スペシャリストへの成長過程にありますが、入社してからの目標であった北米で働く機会をいただいたので、北米拠点での売上を今まで以上に増加させ、顧客との関係を今まで以上に向上させることに尽力していきたいと考えています。

文系の私がこうして活躍のチャンスを得られたのですから、理系の分野だと決めつけずに、皆さんにもチャレンジの場として当社を選択肢に加えてほしいと思っています。知的好奇心を持つ人なら、きっと仕事を楽しめる会社です。

例えば、当社の主力製品である積層セラミックコンデンサ(MLCC)は、スマートフォンなどのモバイル機器をはじめとして、家電や自動車といった様々な分野で用いられています。つまり、広範囲なマーケットを相手にしているということ。まだ、これから大きく需要が伸びる可能性を秘めている製品なのです。

就職活動の期間は自分を改めて認識し直すための格好の機会です。何をしてきたのか、そして、将来はどんなことをしていたいのか。限られた時間の中かもしれませんが、じっくりと自分自身と向き合ってみてください。本当に希望する会社や仕事は、そのプロセスを経ることなしには見出せないでしょう。

皆さんの就職活動が成功することを心より願っています。