社内外の力を借りて新たなモノ・コト創りにチャレンジ

技術系 開発企画

開発研究所 開発企画部

2002年入社

工学研究科 電気工学科

Question 01 太陽誘電への入社理由

世界標準を創り、グローバルに活躍する

「世界標準を創る」というビジョンに魅力を感じたことがきっかけです。当時、Bluetoothの規格が策定され、Bluetooth機能のモジュールの事業化を目指していたことから、回路技術者として社会に貢献したいという思いがありました。また、製品を構成する上で重要なコア機能、部品開発に携わりたいという思いもあり、太陽誘電は材料開発から手掛け、グローバルに展開しているため、「世界標準を創る」ということの実現可能性を感じ、入社を決めました。

Question 02 現在の仕事内容

開発研究所の将来を描き、オープンイノベーションによる新しい事業を創出

開発研究所の将来の姿を描くために、今後の市場動向を捉えながら、開発研究所の取り組むべき領域、開発・研究体制を模索しています。
また私の勤務する新川崎センター SOLairoLabではオープンイノベーションに力を入れており、行政や大学/研究機関、事業会社、スタートアップと連携しながら、現在の太陽誘電の主力製品である積層セラミックコンデンサやインダクタに次ぐ、次の事業の柱となる製品開発に向けてのテーマ創出も行っています。

Question 03 仕事のやりがい、印象に残っている仕事

新しいものを創り出し、新しいことに挑戦する

無線モジュールの業務に従事していた頃、さまざまな部門と協力しながら練り上げた提案が電気機器メーカーのお客様に受け入れられ、製品へ採用していただき、実際にモジュールが搭載された製品が店頭で発売された時は大きな達成感を得ました。
また私はTAIYO YUDEN (U.S.A.) INC.に出向した経験があり、北米市場でのモジュール提案において、日米での開発・設計の考え方の違い、新製品を創出するアグレッシブさを肌で感じられたことが、現在の開発企画業務に活かされていると感じています。
現在の業務では、将来の社会の姿を思い描きながら、社外の方との情報交換・情報収集を通して、今後必要となるであろう技術を模索していくことに魅力を感じています。これまでの経験を活かして、さらに新しいものを作り出すことに挑戦し続けたいと思っています。

Question 04 仕事で大切にしていること

チームメンバーの力を最大限に活かす

チームメンバーの活動を明確にし、各自が目的を理解して自ら活動できる環境を整えることを意識しています。また社内関係者はもちろん、社外関係者との関係構築も重要視しています。社内関係者は、テーマ創出から活動に結びつけていく上で協力が欠かせない存在であり、社外関係者においても、より多くの情報を入手するために、さまざまなネットワークづくり、協力体制の構築が必要不可欠となります。こうした環境・関係づくりを大切に、日々業務に取り組んでいます。

Question 05 休日の過ごし方

息子たちとの時間を大切にしています。これまで沖縄に縁があったことから沖縄空手に出会い、長男とともに始めました。私の業務都合で転校を繰り返し、心を強く持ちたいという長男の思いから親子で始めることにしました。また次男は将来アメリカでプレーすることを夢見て野球のリトルリーグに所属しており、その付き添いを行っています。

Daily schedule

AM

始業、一日の業務確認

チームメンバーとの打ち合わせ(業務進捗、課題確認)

プロジェクト作業(資料作成)

PM

昼食

社外打ち合わせ

プロジェクト作業(社外打ち合わせまとめ、資料更新、今後の計画策定)

一日の振り返りと翌日の準備

退社

Career path

2002年
太陽誘電入社、WINグループへ配属
BluetoothおよびワイヤレスLANモジュールなどの開発・技術サポートを担当。
2018年
TAIYO YUDEN (U.S.A.) INC.へ出向
北米市場に向けて無線モジュールの拡販に従事。
2021年
開発研究所 アプリケーション開発部に所属
FBARにおいセンサ向け半導体開発を担当。
2023年
現職

Message to those currently job hunting

太陽誘電を志望される皆さんへメッセージやアドバイス

今後世の中がどのような姿になっていくのか、明確に分かっていない中でも、自分なりの仮説を持って一歩ずつ前に進んでほしいと思います。そのために、今後どのようなことが起こり得るのか、多くの情報に触れていく必要があり、学内だけでなく学外でもさまざまな交流を持ち、ネットワークを広げることが重要だと思っています。

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