メンテナンスコストを改善したい
現 状
1%のPVモジュールの故障
約3%の電力損失
※ 1MW発電所の場合、20年間で約2,400万円の損失
※ 1MW発電所の場合、20年間で約2,400万円の損失
なぜ、こんなことが起きるのか?
- ●パワーコンディショナー(PCS)による一括出力監視システムの課題
- ●PVモジュール数が膨大なため、どこが故障したかがわからない
PVモジュールが1枚故障すると、ストリング全体の発電効率がダウンします。従来からPCSの情報を基にした電力監視が行われていますが、故障や異常の発見は非常に困難といえます。
放置した場合の損失は?

- 1 直列でつながれたストリング
- 2 PCS
- 3 異常箇所
- 4 接続箱
新 提 案
PV無線ストリング監視システム
"solmiv™"
"solmiv™"
無線で故障・不具合を知らせるSU(センサーユニット:子機)をストリングごとに設置。データがMU(マネジメントユニット:親機)に送信され、監視PCにデータ蓄積されます。これにより、どのストリングで故障が発生しているかが検知可能となります。

PV無線ストリング監視システムsolmiv™、solmiv™-Lにより、容易に故障・不具合の発見が可能に

- 1 ストリングセンサユニット(子機)
solmiv™、solmiv™-L - 2 データが蓄積
- 3 Ethernetケーブル
- 4 マネジメントユニット(親機)
solmiv™ ※PoE給電環境で接続 - 5 ストリング電流、モジュール電圧で異常を検知
- 6 接続箱
太陽光発電で起こる異常事例




CASE STUDY採用事例
全国32都道府県、94の発電所で採用されている、solmiv™の採用事例をご紹介します
- 32都道府県
- 94発電所
- 94,185Kw
- 新設発電所 38%
- 既設発電所 62%

本郷太陽光発電所
- SU⇒138台、MU⇒1台
- 竣工:2014年11月
- 導入:2015年7月 【既設】
- 規模:463KW・パネル数:1,932枚

掛川太陽光発電所
- SU⇒314台、MU⇒2台
- 竣工:2013年7月
- 導入:2015年1月 【既設】
- 規模:1,177KW

修善寺太陽光発電所
- SU⇒302台、MU⇒3台
- 竣工:2015年3月
- 導入:2015年3月 【新設】
- 規模:1,200KW

かすみがうら太陽光発電所
- SU⇒486台、MU⇒2台
- 竣工:2015年12月
- 導入:2015年12月
- 【新設】 規模:1,700KW

嵐山水上発電所
- SU⇒323台、MU⇒2台
- 竣工:2015年10月
- 導入:2015年10月【新設・水上フロートタイプ】
- 規模:1,150KW

茅野太陽光発電所
- SU⇒252台、MU⇒1台
- 竣工:2015年4月
- 導入:2015年8月 【既設】
- 規模:2,000KW

小美玉太陽光発電所
- SU⇒284台、MU⇒1台
- 竣工:2017年3月
- 導入:2017年3月 【新設】
- 規模:1,500KW

桜川第一太陽光発電所
- SU⇒188台、MU⇒1台
- 竣工:2018年3月
- 導入:2018年3月 【新設】
- 規模:1,000KW

新潟太陽光発電所
- SU⇒274台、MU⇒1台
- 竣工:2018年7月
- 導入:2018年7月 【新設】
- 規模:1,657kW

京都沓掛太陽光発電所
- SU⇒445台、MU⇒2台
- 竣工:2018年8月
- 導入:2018年8月 【新設】
- 規模:2,417kW

池内町太陽光発電所
- SU⇒378台、MU⇒3台
- 竣工:2017年7月
- 導入:2017年7月 【新設】
- 規模:2,404kW
TECHNICAL INFORMATION技術情報
ストリング電流、パネル電圧で異常を検知
パネルが凹み、その影響のためガラス割れが生じた場合のストリング電流は安定した日射があれば、電流の乖離が大きく故障判定も可能ですが、曇天では他のストリングと混ざってしまい判定が困難です。パネル電圧で見てみると、日射によらず電圧値は異常値を示すので判定が容易です。
障害発生時のパネル電圧グラフ

1 安定した日射があれば、電流乖離から判定可能
2 曇天では判定困難
障害発生時のパネル電圧グラフ

1 日射によらず、電圧は異常値を示すので判定が容易
パネル電圧のみでも異常判定が可能
伝送方式
マルチホップ式(無線)
特長
PCS機器等との周波数帯が大きく異なるためノイズの影響を受けにくく、また敷地構成にとらわれない無線機器設置が容易。
非マルチホップ(無線)
特長
通信距離に限界があり大規模サイトに不向き、また敷地構成によっては通信親機など機器が増える。
RS485(有線)
特長
採用実績多数だが、専用通信線が必要で後付が難しく、ノイズ/サージによる影響を受けやすい。
電力線通信(PLC)(有線)
特長
PVケーブルにて通信するため、PCSから発生するノイズの影響を受けやすい。
機器取り付け箇所
接続箱
検出情報
ストリング電流&ストリング電圧の検出が可能。故障診断としてはストリング電流が活用できる。
PVモジュール
検出情報
ストリング電流&PVモジュール電圧の検出が可能。故障診断としてストリング電流に加え、PVモジュール電圧も活用できる。