事業概況営業概況

業績ハイライト

太陽誘電グループの事業セグメントは「電子部品事業」と「記録製品その他事業」の2つです。「電子部品事業」はコンデンサ、インダクタ、SAW/FBARデバイスなどの電子部品の製造販売、「記録製品その他事業」は記録製品の製造販売及びその他の事業です。

2012年3月期は、スマートフォンやタブレットPCの市場が堅調に拡大したものの、PCや液晶パネルの在庫調整により、電子部品の需要は低調に推移しました。そのような状況のもと、「電子部品事業」においては、小型大容量積層セラミックコンデンサやSAW/FBARデバイスなどのスーパーハイエンド商品を中心に生産体制を強化し、主に需要の拡大が続くスマートフォン市場向けの商品を供給してきました。また、「記録製品その他事業」においては、2011年3月期に構造改革を実施した記録製品事業の黒字化に取り組みました。しかしながら、2012年3月期の連結売上高は、前年同期比12.6%減の1,837億95百万円にとどまり、営業損失は80億10百万円(前年同期は営業利益87億92百万円)、経常損失は90億70百万円(前年同期は経常利益67億40百万円)となりました。また、希望退職者募集に伴う退職特別加算金等の事業構造改善費用の発生や繰延税金資産の取り崩しにより、当期純損失は215億99百万円(前年同期は当期純損失55億6百万円)となりました。

製品別売上高構成比
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【ご注意】上記の製品区分は2012年3月期のものです。2013年3月期より、以下のように変更しました。
「モジュール」から「複合デバイス」へ事業構造を変革します