営業概況

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事業セグメント別売上高構成比

2013年3月期

事業セグメント別売上高の推移

業績の概要

2013年3月期のエレクトロニクス業界は、スマートフォンやタブレット端末市場が伸長したものの、パソコンやテレビなどの市場が引き続き低迷したことにより、電子部品の需要は低調に推移しました。
このような厳しい状況下、当社グループは中期経営計画で掲げた目標の達成に向けて、コンデンサおよびインダクタの海外移管などの体質改善策やスーパーハイエンド商品の販売拡大を主軸とする成長戦略を両輪とした収益改善策を実施し、連結売上高は前期比5.0%増の1,929億3百万円、営業利益は前期の営業損失80億10百万円から49億93百万円の利益へと収益性が改善しました。

事業セグメント別概況

電子部品事業

電子部品事業においては、コンデンサ、インダクタ、モバイル通信用デバイス(SAW/FBAR)、エネルギーデバイスなどの電子部品の製造・販売を行っています。
2013年3月期における電子部品の需要は、スマートフォンやタブレット端末の市場は拡大が続きましたが、パソコンや薄型テレビなどの市場が低迷したことにより、低調に推移しました。
当社グループは、2015年3月期を最終年度とする中期経営計画を実行中であり、体質改善策と成長戦略を両輪とした収益改善策を実施しています。電子部品事業の体質改善策としては、海外生産拠点最大活用の一環として、コンデンサおよびインダクタの海外移管を進めました。成長戦略としては、コンデンサ・インダクタ・モバイル通信用デバイス(SAW/FBAR)などのスーパーハイエンド商品の生産体制強化と販売拡大に取り組みました。
この結果、当事業セグメントの連結売上高は前期比6.3%増の1,709億25百万円、営業利益は前期の66億89百万円の営業損失を払しょくし52億17百万円となりました。

<電子部品の用途分野別売上高>

電子部品の用途分野別売上高の構成比は、民生機器向け20%、情報機器向け20%、通信機器向け34%、部品向け21%、その他5%となりました。
テレビなどの需要低迷により民生機器向けの売上高は前期比で4%減少しましたが、スマートフォン市場の拡大により、通信機器向けの売上高は15%増と、前期比で大きく増加しました。

記録製品その他事業

記録製品の製造・販売およびその他の事業を行っています。
2013年3月期は、赤字が続く記録製品事業の黒字化に継続して取り組みました。
この結果、当事業のセグメントの連結売上高は前期比4.2%減の219億78百万円と減収したものの、営業損失は前期比10億96百万円改善の2億24百万円となり、赤字幅が縮小しました。

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