年頭挨拶

企業情報

一人一人が「開発力」を磨き、更なる成長を実現しよう

 当社代表取締役社長執行役員 佐瀬克也による、太陽誘電グループ従業員向けの「2026年 年頭挨拶」の内容を以下の通りお知らせいたします。

 2021年度にスタートした中期経営計画2025(以下、中計2025)を振り返ると、コロナ禍や地政学リスクに伴う需要拡大やサプライチェーンの在庫積み上げの結果、2022年度途中までは旺盛な需要が続きました。しかし、その反動として長期間にわたる在庫調整が発生し、その後の需要回復も緩慢だった影響で厳しい業績が続いています。このような中、2025年は高付加価値ゾーンであるAIサーバー向けを中心とした電子部品の需要が伸長するという明るさもありました。引き続き、2026年度から始まる次期中期経営計画における収益性改善を実現するべく、準備を進めていきます。

 製造業であるわれわれが重視すべき「QCD」は、Q(Quality:品質)、C(Cost:コスト)、D(Delivery:納期)であるとされるのが一般的ですが、私はこれを当社が向上に取り組んでいるQ(開発力)、C(収益力)、D(供給力)と置き換えました。このうち、中計2025では複数の新工場を立ち上げてDの強化にリソースを投入しました。次期中計ではこれを利益創出の基盤として最大限活用すべく、Qを強化して高付加価値分野の商品力を高めることによって、Cの向上に注力します。
 Qの「開発力」とはアイデアを形にして世に送り出すための総合的な力です。これには、お客様の課題解決やニーズを満たすため、あるいはリスクの最小化や業務効率改善を実現するために、持っている情報や知識を組み合わせたり、応用したりする力も含まれています。ぜひ一人一人が自らの担当領域におけるQとは何かを意識し、たゆまぬ努力で進化させていってください。個々の「開発力」の総和で会社全体のQを向上させ、ステークホルダーに感動を与える力にしていきましょう。

 2026年は、未来に向けて更なる成長を遂げる新しい中計の幕開けの年です。全社一丸で、目標達成と経営理念の実現に向けて再出発(リスタート)の一歩を踏み出しましょう。