Question 01 太陽誘電への入社理由
太陽誘電の技術力の高さ
前職では電源メーカーの設計部門に所属し、電源装置の設計業務に従事していました。設計業務では半導体や積層セラミックコンデンサ、インダクタなどさまざまなジャンルの部品を使用していました。中でも積層セラミックコンデンサは世界中の電子機器に使われている部品でありながら、最先端材料技術を軸にした参入障壁が高いビジネスだと感じ、次第に魅かれるようになりました。1mmでも電源装置を小型化するために、新しいプロジェクトが始まるたび最先端の大容量積層セラミックコンデンサを調査していたのですが、調査を進めていくうちに太陽誘電のものは容量がひとつ飛びぬけていることを知り、そこで太陽誘電の技術力の高さを知りました。その後設計業務から技術営業業務に従事することになったのですが、世界中の電子機器に使われている積層セラミックコンデンサの魅力と、太陽誘電の技術力の高さが忘れられず、太陽誘電への転職を決意しました。

Question 02 現在の仕事内容
米国拠点の技術営業として、自動車や産業機器市場を担当
現在は米国拠点の技術営業として、自動車や産業機器市場を担当しています。
技術営業の業務は大きく分けて商品企画・販売企画・販売の技術サポートの3つがあります。特に米国は世界を牽引するテック企業が多いため、技術トレンド調査に基づき該当商品分野でのテクノロジーリーダーとして最先端商品を提供できる活動が重要です。太陽誘電は社員の自主性を尊重する会社なので、このような商品をつくりたい、商品をこのように売りたいなど、自ら考えて行動し、会社に提案したい人にとってはとても理想的な会社だと思います。
基本的な業務フローは、顧客との会話を通じて顧客要望をいち早く察知し問題解決していくことですが、顧客へのソリューション提案には関係部門との連携が重要になります。たとえば提案時に顧客が必要なデータ測定を技術部門へ依頼したり、サンプル納期について生産部門と調整したりします。また新商品を企画する場合は、営業や企画部門と協力して需要や将来性をまとめてビジネス性を検討し技術部門へインプットします。このように技術営業は社内・社外両方のやりとりが多くなることから、技術スキルだけでなくコミュニケーションスキルも大切だと感じます。

Question 03 仕事のやりがい、印象に残っている仕事
世界中のお客様とビジネスができる
一番のやりがいは、電子機器を作っている世界中のお客様とビジネスができることです。前職は電源装置の会社でしたので、特定の産業機器のお客様との関わりが中心でした。子供のころからいろいろな電子機器に興味があったため、産業機器以外の電子機器にも携わりたいと思っていました。太陽誘電の部品は世界中の電子機器に使われており、スマホやパソコンなどはもとより、自動車やサーバーなど、あらゆるジャンルの機器や技術に触れ、さまざまな業界の話を聞くことができ、私にとっては夢のような仕事となっています。
特に米国テック企業においては、世界をリードする最先端のプロジェクトにサプライチェーンの一員として関わることができます。難易度の高い要望をいただくことがほとんどですが、そのような機器に太陽誘電の部品が採用され、陰ながら業界を支えていることを考えると、とても嬉しくまた感慨深く思います。
太陽誘電は売上の90%以上が海外であり、米国以外にも拠点がたくさんあるので、グローバルに活躍したい人にとっても理想的な会社だと思います。

Question 04 仕事で大切にしていること
目標達成のためのストーリーを描く
私は目標達成の確率を高めるためにストーリーを描くことを大切にしています。
私は魚釣り(特にルアー釣り)が大好きなのですが、釣りは仕事と通じるものがあると感じています。
たとえば釣りの目的はターゲットとなる魚を釣ることですが、そのためには最適な場所やタイミングを選び、道具を揃え、どのようなアプローチ(ルアーアクションやカラー)で魚を釣るかを考えるなど、緻密にストーリーを練る必要があります。これは仕事においても同じで、市場調査から最適なターゲットを設定し、必要な商品や資料を準備し、どうすればお客様に喜んでもらえるかを常に考えるようにしています。関係部門で協力しながらストーリーの検証を行い、不安要素があれば修正をしてより確実なものにすることで、目標達成の確率を高めることができます。技術営業チームは中途入社の方も多く、さまざまなジャンルのアプローチを学ぶことができます。私の前職のスキルも存分に活かすことができているので、人とは違ったアプローチを取り入れながら仕事に取り組んでいます。

Question 05 休日の過ごし方
家族と過ごすかけがえのない時間が大事
休日は家族と過ごすことが多いです。日本では各々が好きに行動していたのですが、アメリカでは子供が一人で行動することはほとんどありません。そのため家族一緒の時間が格段に増え、絆がより一層深まりました。家族で一緒に釣りに出かけることや、最近は子供がテニスを始めたので誰が一番上手くなるか競い合っています。人生の中で子供と一緒に過ごせる期間を延ばしてもらえたと思っているので、1日1日を大事にしようと心がけています。
ちなみに太陽誘電は従業員のワークバランスを重視している会社なので、有給休暇が取りやすいのも特徴です。アメリカには観光名所が多くあるので、まとまった休みをとっては家族旅行に出かけることが楽しみの1つになっています。

Daily schedule
AM
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始業、メールチェック
-
上司と打ち合わせ
-
営業と打ち合わせ
PM
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昼食
-
お客様とミーティング
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他部門(日本)と打ち合わせ
-
退社
Career path
- 2004年
- 半導体メーカーへ入社
設計開発部門に所属。半導体の評価、設計、品質対応業務に従事。社会人のいろはと半導体の基本を学びました。 - 2007年
- 電源装置メーカーへ転職
設計開発部門に所属。電源装置の企画、設計、技術営業まで幅広い業務に従事。電源装置設計を習得するとともに、お客様と話すことの大切さを学びました。 - 2018年
- 太陽誘電入社、営業本部 販売推進部へ配属
高信頼性部品の技術営業グループに所属。グローバルなビジネスを手がけるための手法や、高信頼性部品の市場における品質の考え方、合併企業との付き合い方を学びました。 - 2023年
- 現職
Message to those currently job hunting
太陽誘電を志望される皆さんへメッセージやアドバイス
就職活動は、今までの人生を振り返り、自分のことを見つめ直す大事な時期であると思います。将来自分がどのような仕事をしたいのか、どのようなキャリアを積みたいのかをしっかりとイメージして、それが実現できる会社を選ぶことが大切だと思います。太陽誘電では、世界中のお客様とビジネスができ、また基礎研究から、商品開発、グローバルな販売まで幅広い職種で活躍することができます。私の夢が実現したように、きっと多くの方にとって自分の夢を実現できる会社であると思っています。
あなたが思い描く未来へ近づくために、太陽誘電で自分の夢を実現してみませんか?ぜひインターンシップや説明会に参加してみてください。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。
