Question 01 太陽誘電への入社理由
挑戦できる会社!チャンスも成長も自分次第
電子部品は、日常におけるさまざまな製品やシステムに使用されており、かつAI技術など最先端の技術を支える未来の発展に欠かせない要素です。そんな技術の最先端に携わる仕事に魅力を感じ、電子部品業界を志望しました。また「成長し続けることのできる環境」を求めていた自分にとって、これからさらに需要が伸びるであろう電子部品業界は、自分自身も大きく成長できると感じました。中でも、太陽誘電は若手社員にも海外出張・出向のチャンスがあり、現在、希望していた海外出向をすることができています。
大学では、経営分析・会計学を専攻する中で、「戦略立案を行い、業績改善・業績アップを目指す」という授業を受講した際に事業企画管理という分野に興味を持ちました。実際に業務をすると、覚える事・考える事も多くたいへんですが、その分非常にやりがいのある業務です。

Question 02 現在の仕事内容
視野・視点・視座を意識し、一段レベルの高い思考に
現在、中国生産拠点の事業管理部として、事業計画(生産・出荷・費用などの1年間の計画)を立案、各種計画に対しての進捗管理を行っています。
当初の計画に対して、「計画通りに進捗しているか・なぜ計画通りに進捗していないのか」の原因究明を進め、計画通りに進捗していない項目については、事業計画を達成するよう担当部署と連携し、改善計画を立案・実行しています。他部署との連携が重要だと感じることが多く、出向者・ローカル管理職への早急な情報共有を心掛けています。
また、中国生産拠点内の経営層への進捗報告も大きな業務のひとつです。やはり経営層の着眼点は鋭く、質問に答えられるよう準備しておく必要があります。視野が狭く、視点が固定され、視座が低いと自分の考えに固執してしまい、経営層の着眼点に追いつくことができません。そのため視野を広げ、視点を変え、視座を高くすることで、一段レベルの高い思考ができるよう意識して業務に取り組んでいます。

Question 03 仕事のやりがい、印象に残っている仕事
部署・国境を越えた協力体制により、困難な課題の解決を実現
難しい課題に対して、自部署だけでなく他部署とも協力して達成できた時に大きなやりがいを感じます。多くの部署・人と関わりながら、困難な壁を越えていくことができるのが、事業管理部の特徴のひとつです。事業管理部が必要とするデータの基は、他部署・他拠点に関係しているデータがほとんどで、さまざまな部署・拠点の協力がないと各種資料も作成することができません。そのため、上司が構築してきた風通しの良い職場環境によりさまざまな方とコミュニケーションが取りやすく、また強固な協力体制も整っていることにより、難しい課題の解決ができています。
入社した当時、部内の先輩に分からない点を聞いた際、私が理解できるまでしっかりと教えていただいたことは今でも鮮明に覚えています。また、海外出向前は不安も大きかったのですが、事業管理部内に出向経験者が多いこともあり、仕事面と生活面の両方を手厚く研修していただいたことで、現在では業務の理解度が深まり、日本と中国生産拠点の円滑な橋渡しができています。

Question 04 仕事で大切にしていること
データの整合確認は最重要業務。繰り返し疑問を持つことで自分の成長に繋げる
私が仕事で一番大切にしていることは「データの整合性」です。論理的で矛盾が無く、一貫したデータになっていることを意識しています。
事業管理部は、生産・出荷・費用・投資・生産性など数多くの項目のデータの進捗管理を行っています。ある変化に対して、全ての項目に繋がる場合もあれば、一部の項目に繋がる場合もあります。この変化に対して、関連するデータも論理的な変化をしているか、担当部署が同じデータを使用しているかが非常に重要であり、注意して確認しています。
また、「データに疑問を持つこと」も大切にしています。簡単な一例ですが「前月に比べ、拠点の出荷数量は増加している」場合、一般的に考えると、「出荷金額も増加する」と考えるのが当然です。ですが「出荷金額が減少している」場合があります。この場合、なぜ数量と金額に矛盾があるのか、詳しく分析すると、「出荷単価の安いアイテムの数量が増加して、出荷単価の高いアイテムの数量が減少している」など、発生した現象に対して必ず原因があります。さらにその原因はなぜ発生したのか繰り返し疑問を持つことで理解が深まり、自分の成長に繋げることができると考えています。

Question 05 休日の過ごし方
海外出向中でしかできない休日の過ごし方を
日頃からデスクワークで座っている時間が長い為、休日は外に出て中国を満喫するよう心掛けています。
コロナの影響も落ち着き、外出しやすい状況になったので、各所を観光することでリフレッシュすることができています。
各所を訪れると日本と違う点が多々あり、日本では当たり前だと思っていたことが中国では当たり前でないことに日々驚いています。
また、他部署の出向者と観光・食事に行くこともあり、業務時間中とは違う一面を知ることができて、仕事のオンオフが上手く切り替えられています。
業務ももちろんですが、業務外においても、日本で経験できないことを経験できるのが海外出向のメリットだと思っています。

Daily schedule
AM
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始業、メールチェック
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他部署と打ち合わせ
(人事部・製造部と人員推移の確認) -
拠点事業管理部 内部勉強会
-
拠点全体会議(設備導入・生産進捗の確認など)
PM
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昼食
-
玉村工場 事業企画管理部とWEB会議
(生産能力・投資・生産性について) -
データ整理、報告資料作成
-
メールチェック、翌日のスケジュール確認
-
退社
Career path
- 2015年
- 金融機関へ入社
幅広い業種の経営に関する帳票を確認し、経営者と会話する事で、経営状況分析・リスク管理体制を学びました。 - 2018年
- 太陽誘電入社、電子部品事業本部 第一電子部品事業部 第一事業企画部へ配属
積層セラミックコンデンサの収益管理業務を担当し、生産・出荷・売上・収益の管理および成果の検証を行いました。 - 2023年
- 現職
Message to those currently job hunting
太陽誘電を志望される皆さんへメッセージやアドバイス
就職活動は多くの企業・人に出会うことで自分の価値観を広げ、本質を知るチャンスです。
さまざまな企業・業種の話を聞き、自分と向き合う時間を大切にして、「今しかできない貴重な経験」だとプラス思考で望むことで自分が思いつかなかった考え方・価値観に触れることができると思います。
また、これまでの人生+就職活動で見出した、就職する上での軸(これだけは譲れないもの)を持つことができれば、面接では自分の言葉で自分の思いを話すことができると思います。
就職活動に焦りは禁物です。周囲の友人が内定をもらっていくと不安になり、焦る気持ちが出てくるかと思いますが、焦ることなく次の面接に向けて準備をすることが大切になると思いますので、自分のペースで自信を持って取り組み続けてください。
後悔のない充実した就職活動になることを願い、ご縁があれば皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。
