Question 01 太陽誘電への入社理由
現代社会に不可欠な電子部品と物流の組合せ
学生時代は経済・経営系の学部に所属していました。当時は財政政策の分野に興味があり、またスポーツが好きなことから、卒業論文テーマは「プロスポーツチームによる地方活性化政策」にしました。
就職活動では公務員や金融も視野にありましたが、業界研究をしていくなかで電子部品メーカーに絞りました。理由は、電子部品が多様な電化製品に使われていて日常生活に不可欠なものだと知り、電子部品による社会への貢献度に魅力を感じたためです。
その中で太陽誘電を選んだ理由は、ロジスティクスの職種で採用募集していたからです。当時ロジスティクスの知識はゼロでしたが、コンビニの物流センターでアルバイトをしており、”物流”は社会を支える欠かせない分野だと感じていました。そのような中で太陽誘電のロジスティクス部の募集があることを知り、現代社会にとって必要不可欠な”電子部品”と”物流”の双方を通じて社会貢献できると思い、応募しました。

Question 02 現在の仕事内容
太陽誘電のサプライチェーンを整え、会社を支える仕事
ロジスティクス部の役割は、太陽誘電の製品が円滑に全世界のお客様のもとへ行き渡るように、グループ全体の物流の企画・実行・管理・改善を行うことです。たとえば、生産拠点から販売拠点までの物流ルート構築、販売拠点の倉庫作業の改善、日本の輸出入実務、お客様の受注から出荷までの仕組み改善など、太陽誘電のサプライチェーン(供給網)を整えて会社を支えるさまざまな仕事をしています。
私はその中で各販売拠点の物流部門を取りまとめるHQ(ヘッドクォーター)のグループに属しており、香港と台湾、ドイツの販売拠点の窓口をしています。各販売拠点にはお客様に近い最前線の現場があり、そこから物流に関するさまざまな要望がHQに集まってきます。それらの要望を汲んだ全体最適な仕組みを作り、全拠点へ展開する仕事をしています。
また数年~20年先のビジネス環境の変化を念頭に、既存の仕組みをダイナミックに刷新していくことも我々HQグループの大切な仕事です。たとえば属人的な倉庫作業やデータ加工を、ロボティクスやITの力で省人化し、生産性を上げる改善活動を進めています。

Question 03 仕事のやりがい、印象に残っている仕事
ワンランク上の仕事にチャレンジ
これまでさまざまな仕事をしてきましたが、印象に残っているものは2つあります。
ひとつは倉庫作業のシステムを切替えるプロジェクトです。太陽誘電の各販売拠点には倉庫があり、お客様の要望に沿った形で梱包・出荷していますが、その作業で使うシステムを切替える活動をしていた時のことです。当時私が担当していたのは現地スタッフへの作業教育。教育訓練を任せてもらえるやりがいを感じつつも、能力に対して背伸びした任務だったためプレッシャーがありました。ただその分、仕事をやり遂げたときの達成感は非常に大きく、成功体験として今でも印象に残っています。
もうひとつは台湾の販売拠点への出向です。出向先では部門全体を見るマネジメントの役目もあり、日本に居た時よりも高い視座で見る必要がありました。当初は慣れず苦労しいろいろな失敗もありました。ただ広範囲な業務に携わる中でいろいろな価値観に触れて、自分の視野を広げてくれた経験として強く印象に残っています。
これらのように少し背伸びした仕事を任された時に私はやりがいを感じます。また若いうちから新しいことやワンランク上の経験を積ませてくれる風土は、太陽誘電ならではと思います。

Question 04 仕事で大切にしていること
チャレンジ精神と相手への尊重を大切に
仕事で大切にしていることはいろいろありますが、主なものは2つです。ひとつは”新しいことへのチャレンジ”です。新しい世界に触れることで得られる価値観は、自分の成長に繋がりますし、会社が変化の激しいビジネス環境を生き抜く上で重要だと考えているからです。現在の職場においても、挑戦を後押ししてくれる風土があります。積極的に取り組んだ結果で例え失敗しても、それを咎めずに今後に活かすように前向きな指導をしてもらえます。その指導がさらなる成長に繋がる好循環になっています。
もうひとつは"相手への尊重"です。ロジスティクス部は全部門を横断的に見ているため、社内のさまざまな部門からの要望が舞い込んできます。要望を断るのは簡単ですが、相手の要望には、自分には見えていない解決すべき課題が隠れている場合があるため、まずは相手を尊重して傾聴するようにしています。

Question 05 休日の過ごし方
家族の時間を大切に
平日は定時で帰宅しても長い時間は子育てに充てられないため、休日は2人の子どもと全力で遊び、家族の時間を大切にしています。現在群馬に住んでいますが、自然溢れるさまざまな公園がたくさんあるので毎週どこかに連れて行きます。初めてのことでも怖がらずに積極的に挑戦する子どもたちの姿は、自分に勇気を与えてくれる存在です。まだ小さいので遠出はできませんが、いつかリフレッシュ休暇制度を使って家族で海外旅行に行くのが目標です。

Daily schedule
AM
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始業、スケジュール、メールチェック
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グループ内の打ち合わせ
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デスクワーク(資料作成)
PM
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昼食
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デスクワーク(拠点問い合わせ対応)
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台湾の販売拠点メンバーとWeb会議
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上司・部下と課題について意見交換
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メールチェック
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退社
Career path
- 2009年
- 経営本部 ロジスティクス部配属
約半年間の製造研修を経て、11月にロジスティクス部に本配属。日本からの輸出チームに属し、サンプルなどの輸出実務を担当しました。 - 2011年
- 香港と米国の販売拠点の窓口担当
英語でやり取りすることが多くなり、仕事を円滑に進めるため、英語の勉強もしていました。 - 2014年
- 倉庫システムの切り替えプロジェクトメンバーに参画
2018年まで毎年1拠点ずつシステム切替えを行いました。海外出張も多く忙しかったですが、自分の成長につながる良い経験でした。 - 2019年
- 台湾太陽誘電股份有限公司出向
台湾の販売拠点ロジスティクス部の顧問(アドバイザー)として赴任。輸出入や倉庫、調達など全体を見る役目でした。 - 2023年
- グローバルSCMセンター ロジスティクス部異動
初めての海外生活で不安もありましたが、台湾の皆さんの温厚な人柄に支えられ、任期を乗り越えることができました。台湾での生活は間違いなく人生のハイライトです。 - 2024年
- 現職
Message to those currently job hunting
太陽誘電を志望される皆さんへメッセージやアドバイス
太陽誘電は海外にも多くの拠点があるため、日々のメールやWeb会議、海外出張などグローバルに活躍できる場面がたくさんあります。私も海外メンバーと仕事をさせてもらう中で多様な価値観に触れ、自身の成長に繋げることができています。また有給休暇の取りやすさや福利厚生面も充実しており、男女問わずワークライフバランスの取れた生活を送ることができます。
就職活動ではいろいろな場面で判断に迷うことがあるでしょう。そのときは直感で「何となく楽しそう」とか「ワクワクする」方を選ぶことをお勧めします。ネガティブな気持ちで臨んでもいい結果は出ませんし、長続きしないからです。
太陽誘電にワクワクを感じて志望し入社してくださった方々と、いつか一緒に働けることを楽しみに待っています。
