さまざまな職種の同僚と一緒に考える

管理系 法務

経営企画本部 法務部

2019年入社

法務研究科

Question 01 太陽誘電への入社理由

事業や人との距離が近い環境で法律知識を活かしたい

太陽誘電へ入社前は法律事務所で、主に企業を対象に、紛争解決、日常的な法律相談対応、法務研修などの業務に携わっていました。顧客企業の従業員に顔と名前を覚えてもらい、企業活動のサポートを行うことにやりがいを感じていました。しかし、次第にひとつの企業で、事業や人との距離がより近い環境で仕事をしたいと考え、企業への転職活動を始めました。
その折に太陽誘電法務部の人材募集を知り、子供のころ初めてパソコンを使ったときに触れた太陽誘電製の記録媒体を鮮やかに思い出しました。現在は社会を支える重要部品であるコンデンサなどのメーカーとしてグローバルに展開していることを知り、法務の観点からその事業をサポートできることはとても魅力があると感じました。
また、採用面接の際に、法務部が現場を知り他部門の方と密なコミュニケーションをとることを大切にしていると聞き、私の求める環境に近いと感じ、入社に至りました。

Question 02 現在の仕事内容

太陽誘電のビジネスリスクを法的観点からコントロールする

法務部門は、コンプライアンス体制の構築・運用を促進し、太陽誘電グループの信頼性と透明性を高める役割を持っています。一見、ビジネスにブレーキをかけるように感じられるかもしれませんが、実際には、リスクを抑えながら最大限にビジネスを進める側面もあります。法律知識のみに基づく単純な判断をするのではなく、現場の人の動きや製品・技術、実現したいビジネスの内容を理解し、ビジネスリスクを法的にコントロールできるよう支援しています。
中でも、太陽誘電グループ各社から受け付ける契約書の審査・交渉の支援、ビジネススキームの検討、その他の法律相談、そしてこれら業務のプロセスの組織化・効率化、対応品質の向上を通して事業に貢献していくことが、私の仕事です。

Question 03 仕事のやりがい、印象に残っている仕事

事業を支える仲間として一緒に考える

印象的な業務の1つに、ある社内規定の改訂業務があります。事業環境や社内組織の変更などの影響で、運用しづらくなったとの社内の声を踏まえ対応しました。適切な改訂を行うためには、法律知識はもちろん必要ですが、関連部門において、誰がどの業務をどのように行っているかをあらためて整理する必要がありました。当該部門のある工場へ何度も足を運んで関係者へヒアリングし、理解しながらでしたのでたいへんな面もありましたが、メーカーの要となる工場運営の詳細に触れることができ、とても新鮮な経験をしました。また、改訂文の作成にあたっては、わかりやすく、現場で運用しやすくなるよう、関連部門の担当者とざっくばらんに意見を出し合いながら作業することもありました。このように、部門の垣根なく、ともに事業を支える仲間として協力し合い、事業活動をより円滑に進める一助となれることにたいへんやりがいを感じています。

Question 04 仕事で大切にしていること

チームワークと柔軟性

業務をする上で意識しているのは、現場を重視することと、柔軟であることです。
ともすれば、法務部門の仕事は、契約書審査や法令調査など、個々人での業務が多くなりがちです。重要な業務を迅速に遂行するためには、部門内でナレッジ・経験を共有し、アイデアを出し合い、作業を分担するなどチームワークが不可欠です。また、法務部門は、さまざまな考え方や発想を持つ他部署と理解し合うことで、初めて役割を果たせる部門ですので、コンプライアンスを維持し柔軟にコミュニケーションをとりながら、方針を決めることを心がけています。

Question 05 休日の過ごし方

温泉でパワーチャージ

連休には各地の温泉地を訪ね、特徴のある温泉と独特の風景を楽しんでいます。
私は東京本社に勤務していますが、太陽誘電の国内拠点が集まる群馬県は温泉が有名でプライベートでも何度も行っており、その意味でもご縁を感じています(笑)。
※写真は群馬県の万座温泉の風景

Daily schedule

AM

始業、メールチェック、法務関連の問い合わせがないかの確認と業務スケジュールの決定

課内の会議で重要案件の進捗や問題点を確認、業務改善課題について議論

他部署との会議に参加し、事前に受けていた法律相談について法的見解を説明

PM

昼食

社内規定改訂の必要性を検討

法律事務所を訪問し、弁護士と打ち合わせをして法律意見書を依頼

業務進捗と翌日の予定確認

退社

Career path

2015年
法律事務所へ勤務
紛争解決、日常的な法律相談対応、法務研修などの業務に携わる。
2019年
太陽誘電入社、現職

Message to those currently job hunting

太陽誘電を志望される皆さんへメッセージやアドバイス

太陽誘電の法務部門の仕事には、法律知識、製品・技術・ビジネスの理解、外国語など、幅広い知識・スキルが求められますが、知識やスキルが十分かを気にしすぎることは勿体ないと思います。私自身、業務を通して実践的に学んだことが多いですし、部門の垣根なく、同僚から学んだり、互いの得意を活かして協力し合いながら成長していくことができます。逆に自分一人だけでできる仕事はないと感じています。
自分の視野を広げることに面白味を感じられる方、柔軟に気兼ねなく議論し合える方と一緒に仕事ができたら、素敵だなと思います。