TAIYO YUDEN

パフォーマンス

安全衛生中期計画で設定した5M目標の2020年度の取組み内容を報告します。
報告は、太陽誘電株式会社(6拠点)および国内・海外の連結子会社を対象としています。

報告対象組織

太陽誘電株式会社(国内)
高崎グローバルセンター/榛名工場/中之条工場/玉村工場/八幡原工場/R&Dセンター
連結子会社(国内)
太陽誘電ケミカルテクノロジー株式会社/太陽誘電テクノソリューションズ株式会社/福島太陽誘電株式会社/新潟太陽誘電株式会社/太陽誘電エナジーデバイス株式会社/和歌山太陽誘電株式会社/太陽誘電モバイルテクノロジー株式会社/株式会社環境アシスト/エルナー株式会社/エルナー東北株式会社
連結子会社(海外)
韓国 韓国慶南太陽誘電株式会社
中国 太陽誘電 (廣東) 有限公司
フィリピン TAIYO YUDEN (PHILIPPINES), INC.
マレーシア TAIYO YUDEN (SARAWAK) SDN. BHD./ELNA-SONIC SDN. BHD.
タイ TANIN ELNA CO., LTD

取組み

Man

「安全行動意識」の醸成

「安全職場」風土を醸成するために、従業員の安全衛生に関する知識を高め、その知識を活かして安全衛生を常に意識し行動に結び付けるための活動を行っています。
2019年度に国内グループ拠点従業員を対象に実施した「第2回安全意識度調査」の結果を分析し、安全度向上のため取り組むべきことを協議した上で潜在リスクの抽出・対策などの具体的な施策を決定し、取組みを進めました。2020年度に実施した「第3回安全意識度調査」ではほとんどの項目で改善が確認された結果となり、実施した取組みの成果が確認できました。
今後も「安全意識度調査」を継続し、従業員一人ひとりの安全意識向上を図り、「安全職場」風土の醸成につなげます。
安全意識度調査分析結果

Machine

ISO、 IEC水準の設備安全

設備安全活動の世界水準化(ISO、IEC)を図るために、生産設備の共通的なリスク対策を規定した「グループ設備安全基準」を中心に、設備の安全対策水準を高める活動を行っています。
2020年度は、設備安全専門家(SA:セーフティアセッサおよびSSA:セーフティサブアセッサ資格者)の資格取得をさらに拡大するとともに、設備安全指導者(SBA:セーフティベーシックアセッサ資格者)の資格取得も進め、設備安全体制を強化しました。また、安全配慮設計手順の見直しなどグループ設備安全基準の改訂を行い、設備設計・改造担当者のスキルアップも含め、国内10拠点、総人数426名へ教育を実施しました。
今後も、設備に起因する労災を減少させる取組みを進めます。
グループ設備安全基準教育

Method

バラツキのない安全作業の標準化

従業員がより安全に作業できるようにするため、手順の整備・見直しを行い、バラツキのない安全作業の標準化を進めています。
2020年度は、生産工程で重量物を運搬するために使用している荷役運搬装置を安全に取り扱うため、操作方法を再検証し、より安全な操作が行えるよう手順の見直しを行いました。また、一部の装置には万一操作ミスが発生した場合でも安全側に動作する安全装置を取り付けるハード対策も実施しました。
今後も、安心して働ける職場環境を共通の視点で形成できるよう取組みを進めます。

Material

化学物質の有害性/危険性の最小化

化学物質による有害性/危険性を最小化するために、化学物質を取り扱う作業のリスク対策を継続的に行っています。
2020年度は、有機溶剤の有害性/危険性についてのリスクを再評価、使用用途なども含め検証を行い、有害性のより低い物質への切り替えなどの対策を行いました。また、SDS(安全データシート)の外国語版を社内共有する取組みを進め、管理の厳格化につなげました。
今後も、化学物質の有害性/危険性を最小化するための取組みを進めます。
外国語版SDS

Measurement

チェック水準の深化

安全で衛生的な職場づくりのため、目に見えない(認識していなかった)危険を洗い出す手段や方法の整備・改善を行い、チェック水準を深化させる取組みを進めています。
2020年度は、安全衛生に関する業界や顧客の先進的な取組み、他社の事故事例等を分析した上でチェックリストを作成し、各拠点におけるチェックや監査に活用しました。チェックシートを活用することで対策を実施すべき危険を改めて認識し、適切な対策を行った結果、職場の安全水準が向上しました。
今後も、チェック水準を深化させる取組みを続け、安全で衛生的な職場づくりにつなげます。

Health

1 メンタルヘルス発症者率を低減する

太陽誘電では、メンタルヘルス発症者を減少させるための体制※1を構築し予防活動に取り組んでいます。特にスタッフケアは、産業医やカウンセラー、保健師、看護師などの産業保健スタッフによるきめ細かな対応により、従業員の不調に早めに気づき、適切にサポートする体制となっています。
2020年度は、従業員のストレスを簡便に測定・評価するために使用していた「職業性ストレス簡易調査票(57問)」から、より詳細な組織分析が行える「新職業性ストレス簡易調査票(80問)」に切り替え、調査を行いました。
調査票を切り替えたことにより、健康状態やストレス状態のほか、ワークエンゲージメント※2についても個人の状態を把握できるようになりました。調査結果を分析し、取り組むべき目標を設定、目標達成に向けた具体的な施策を開始しました。
個人のストレス対策については、各拠点に所属している産業看護職が随時個別面談を行い、遅滞ない対応を実施しています。
発症者率は0.78%と減少傾向(G1参照)ですが、これからも従業員一人ひとりが健康で気持ち良く働けるよう、メンタルヘルスケアに取り組みます。

メンタルヘルスケア体制

G1:発症者率の推移

※2 ワークエンゲージメントとは仕事から活力を得て誇りを感じ、イキイキと仕事をしている状態を指す。

2 健康的な生活習慣を根付かせる

太陽誘電は、「従業員の幸福」という経営理念のもと、従業員の健康管理を経営課題として捉え、従業員の健康増進・ワークエンゲージメント向上のため健康経営に取り組んでいます。戦略的かつ計画的に取組みを進めるために健康指標と目標値を設定し、具体的な健康施策に取り組んでいます。
定期健康診断の有所見率は、従業員の平均年齢上昇とともに近年増加傾向の状況となっています。このため、年齢とともに増加する生活習慣病の予防に重点を置いた取組みを進めています。
具体的には運動施策として、ラジオ体操の奨励や構内駐輪場を整備した上で自転車通勤を奨励するなど、従業員が日々運動する機運の醸成につながる取組みを実施しました。また、健康増進施策として、健康保険組合と連携しウォーキングイベントの開催や産業医療職による運動セミナー、身体能力測定の実施、従業員が運営するクラブ活動の奨励など、様々な取組みを実施しました。
その結果、スポーツ庁の制度である「スポーツエールカンパニー2021」※3の認定、経済産業省の制度である「健康経営優良法人2021 ~ホワイト500~」※4に選出されました。今後も引き続き、従業員が心身ともに健康で働くことができる職場づくりを推進していきます。

※3 従業員の健康増進のためにスポーツの実施に向けた積極的な取組みを行っている企業を認定する制度
※4 健康経営度調査結果の上位500法人のみを認定する制度

スポーツエールカンパニー2021
健康経営優良法人2021
~ホワイト500~