決算サマリー

2016年3月期の連結業績

当社グループは、市場・商品・顧客・財務・人材という5つの基盤を、成長戦略と体質改善などの施策を実行することで強化し、中期目標の達成を目指しています。
成長戦略については、成長機器であるスマートフォンなどに対し、競争優位性のあるスーパーハイエンド商品の販売拡大を図るとともに、自動車電装や産業機器、ヘルスケア、環境・エネルギー市場を注力すべき市場と位置付け、高信頼性商品の販売推進、システムソリューション提案の強化、商流の拡大と多角化に努めています。それら成長戦略の実現に向けて、コンデンサ、インダクタ、通信デバイスなどの生産能力増強を積極的に実施しております。
また、市場の縮小が続く記録製品事業については、昨年12月をもって撤退いたしました。経営資源を成長分野に集中して事業構造を変革することで体質改善を図ります。
当連結会計年度の連結売上高は2,403億85百万円(前年同期比5.9%増)、営業利益は233億70百万円(前年同期比77.7%増)、経常利益は222億63百万円(前年同期比42.2%増)となりました。また、特別損失として、記録製品事業の撤退や通信デバイス事業の拠点集約などに伴う事業構造改善費用17億95百万円、投資有価証券評価損14億62百万円を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は147億51百万円(前年同期比35.1%増)となりました。
当連結会計年度における期中平均の為替レートは1米ドル120.75円と前年同期の平均為替レートである1米ドル108.42円と比べ12.33円の円安となりました。

コンデンサ

売上高の推移

営業概況

積層セラミックコンデンサなどが含まれます。
当連結会計年度は、民生機器向け、情報機器向けの売上が前年同期比で減少したものの、通信機器向け、自動車・産業機器向けの売上が前年同期比で増加したことにより、売上高は1,236億75百万円(前年同期比8.1%増)となりました。

フェライト及び応用製品

売上高の推移

営業概況

メタル系パワーインダクタ「MCOILTM(エムコイル)」、巻線インダクタ、積層チップインダクタなどの各種インダクタ商品が含まれます。
当連結会計年度は、民生機器向け、情報機器向けの売上が前年同期比で減少したものの、通信機器向け、自動車・産業機器向けの売上が前年同期比で増加したことにより、売上高は464億63百万円(前年同期比10.8%増)となりました。

複合デバイス

売上高の推移

営業概況

モバイル通信用デバイス(FBAR/SAW)、電源モジュール、高周波モジュール、部品内蔵配線板「EOMINTM(イオミン)」、関係会社における実装事業などが含まれます。
当連結会計年度は、電源モジュールの売上が前年同期比で減少したものの、モバイル通信用デバイス(FBAR/SAW)、高周波モジュールの売上が前年同期比で増加したことにより、売上高は576億96百万円(前年同期比9.3%増)となりました。

その他

売上高の推移

営業概況

エネルギーデバイス、CD-R、DVD-R/DVD+R、BD-Rなどが含まれます。
当連結会計年度の売上高は125億51百万円(前年同期比30.2%減)となりました。

2016年3月期の地域別売上高および構成比

(単位:百万円)

2016年3月期
日本 24,909
中国 107,994
その他の国または地域 107,481
合計 240,385

設備投資額・減価償却費・研究開発費