-2024年度の安全と環境への取り組みを報告-

太陽誘電株式会社(代表取締役社長執行役員:佐瀬 克也、本社:東京都中央区)は、2024年度の安全および環境への取り組み実績などをまとめた「安全・環境報告書 2025」を公開しました。
当社は、安全と環境への取り組み、主な成果などについてわかりやすく体系的に開示するため、2002年から「環境報告書」を、2005年からは労働安全衛生に関する記載を追加した「安全・環境報告書」を、年度ごとに公開しています。
当社は、地球規模の課題である気候変動について、カーボンニュートラルの実現を目指すため、脱炭素思想に基づくものづくりを推進しています。その中で、COP26で合意された「1.5℃目標」の達成にむけて、GHG(注1)排出量削減に対する2030年度までの中期目標を設定し、2024年度にSBTi(注2)からNear-Term Target(注3)の認定を受けました※1。目標達成に向け、徹底した省エネ・創エネ・再エネを実行していきます。
安全衛生については、活動水準をさらに向上し2025年度に向けた安全衛生中期目標を達成するため、5M(Man、Machine、Method、Material、Measurement)の項目ごとに目標を定め、取り組みを進めています。
当社は、企業の社会的責任を果たし永続的に発展していくことを目指しています。安全と環境への取り組みは当社の重要な課題の1つととらえ、グローバルな視点に立った安全・環境活動を継続して推進していきます。
※1:認定を受けた目標
Scope1+2 2030年度42%削減(2020年度比)
Scope3(カテゴリ1,3) 2030年度25%削減(2021年度比)
太陽誘電グループの安全および環境への取り組みについては、当社ホームページの「サステナビリティページ」でも紹介しています。
「安全・環境報告書 2025」およびバックナンバーは、「安全・環境報告書」にて公開しています。
■用語解説
(注1)GHG(温室効果ガス、Greenhouse Gas)
二酸化炭素やメタンなど、地表から放射された熱を吸収する性質を持つガスのこと。COP26において合意された「1.5℃目標」の達成に向けて、GHG排出量を大幅に削減していくことが求められている。
(注2)SBTi (Science Based Targets initiative)
WWF、CDP、世界資源研究所、国連グローバル・コンパクトによる共同イニシアティブ。企業に対し、どれだけの量の温室効果ガスをいつまでに削減しなければいけないのか、科学的知見と整合した目標(Science-Based Target)を設定することを支援・認定している。
(注3)Near-Term Target
2015年に定められたパリ協定が求める水準と整合した科学的根拠に基づいた5~10年後を目標年として企業が設定する温室効果ガス排出削減目標を示す。