- 気候変動対策で、持続可能な社会づくりに貢献 -

今回認定された太陽誘電グループのGHG排出量削減目標は以下の通りです。
Scope1+2 | 2030年度42%削減(2020年度比) |
Scope3(カテゴリ1,3) | 2030年度25%削減(2021年度比) |
太陽誘電グループは「中期経営計画2025」において、経済価値と社会価値を両輪とした企業価値向上を目指し、気候変動への対応強化をマテリアリティ(重要課題)として設定しています。GHG削減目標の達成にむけた取り組みの一環として、2024年度にR&Dセンター(群馬県高崎市)および子会社のサンヴァーテックス株式会社(代表取締役社長 小川 典子、本社:群馬県高崎市)本社の使用電力全てを再生可能エネルギーに転換しました。2025年度には、さらに高崎グローバルセンター(群馬県高崎市)の使用電力全てを再生可能エネルギーに転換する計画であり、徹底した省エネ、創エネ、再エネの取り組みを進めています。
太陽誘電グループは、気候変動をはじめとするESGに関する取り組みが経営における機会およびリスクになることを認識し、事業を通じて社会的課題を解決する活動を推進しています。今後も、脱炭素思想に基づくものづくりを推進することを通して、持続可能な社会への貢献と企業価値のさらなる向上に努めてまいります。
太陽誘電のサステナビリティ活動については、当社ホームページ上で公開しております。
https://www.yuden.co.jp/jp/sustainability/
■用語解説
(注1)GHG (Greenhouse Gas、温室効果ガス)
二酸化炭素やメタンなど、地表から放射された熱を吸収する性質を持つガスのこと。COP26において合意された「1.5℃目標」の達成に向けて、GHG排出量を大幅に削減していくことが求められている。
(注2)SBTi (Science Based Targets initiative)
WWF、CDP、世界資源研究所、国連グローバル・コンパクトによる共同イニシアティブ。企業に対し、どれだけの量の温室効果ガスをいつまでに削減しなければいけないのか、科学的知見と整合した目標(Science-based target)を設定することを支援・認定している。
(注3)SBT (Science Based Targets)
科学的根拠に基づいた気候変動目標。2015年に定められたパリ協定が求める水準と整合した、5~10年後を目標年として企業が設定する温室効果ガス排出削減目標を示す。