Question 01 太陽誘電への入社理由
「やりたいことを任せてもらえる」社風
学生時代に2か月間、電装メーカーへのインターンシップ経験がありました。その時にモジュール系設計開発の面白さを知り、自分の仕事としたいと思いました。その後、就職活動を進めましたが、「事務系」、「技術系」というようにざっくりと分けた採用を進める企業が当時は多く、「やりたいことを実現できないかもしれない」という不安がありました。しかし、太陽誘電は当時では取り組んでいる企業が少なかった職種を細かく分けたうえでの職種別採用を行っておりました。この仕組みは先進的と感じ、すぐに入社エントリーを行ったことを覚えております。面接を繰り返すなかで、太陽誘電であれば「やりたいことを任せてもらえる」という社風を感じ取ったことが入社の決め手でした。

Question 02 現在の仕事内容
社会課題解決のためのソリューション創出
「社会課題を解決するソリューション」の提供を目標に、モニタリング技術を軸に道路橋梁をはじめとする社会インフラ構造物の維持管理DXや寿命予測が可能になるにソリューションの創出を進めています。この中でわたしは、技術開発リーダーとして、当社独自技術からなる光変位センサを活用した橋梁モニタリングシステムの開発に従事しています。これまで計測することができなかった構造物の微細な変化を計測できる光変位センサはコア技術です。このコア技術をハードウェア・ソフトウェアの両面で育て、技術の高度化を図り、活用している技術の知財権利化も積極的に進めています。またアプリケーションが橋梁となるため土木の知見が必要不可欠です。この部分は社内リソースのみでは不十分であるため、大学などとの共同研究を進め土木工学の先生方のご助言をもとにグループメンバーのスキルアップや製品仕様検討などにも活かしています。さらに技術開発と並行して官公庁や高速道路会社といった道路管理者に対する訴求活動や、土木業界でのビジネス推進を進めやすくするために、建設コンサルタントとの協業も行っています。

Question 03 仕事のやりがい、印象に残っている仕事
太陽誘電ならではのものづくり文化
開発した商品がお客様に初めて納入され、無事に稼働しシステムを立ち上げることができたことが印象に残っている仕事です。
その商品には企画(川上)からものづくりを通しマーケットイン(川下)まで従事し、さらには、私自身が出した商品名で商標登録され名付け親ともなった、まさに自分の子供のような商品でした。お客様にも立ち会っていただくシステム立ち上げでは、その商品が仕事の中心となり非常に感慨深いものがあります。無事にシステムが立ち上がった後にはお客様から「ありがとう、こんなに良い機器があるなんて驚いた」との労いの言葉をいただきました。この言葉をいただいた場面は今でも鮮明に覚えています。きっちりと商品を仕上げるという太陽誘電ならではのものづくり文化がお客様に響いた瞬間でもあったと思っています。

Question 04 仕事で大切にしていること
信頼関係の構築(ヒトとヒトとのつながり)
自分一人でできる仕事量には限界があり、その仕事は自分の思っているより非常に小さいものです。自分ではよくできたつもりでも、その仕事を一歩離れて俯瞰してみるとあまりにも小さいということに気づきます。自分一人ではなく、チームメンバーや、他部署の協力、さらには、社外パートナーやお客様などさまざまな方と協力することでOUTPUTが大きく変わってくると思っています。さまざまな方の協力を得ることはたいへんなこともありますが、何よりも「信頼関係の構築」、これに尽きると思います。信頼関係を構築するために私は、「人の話を最後まで聞く」、「人の目を見て話す」、「約束を守る」を大切にしています。基本的なことですが、これらを実践した先には、ヒトとヒトがつながり、さまざまな人からの協力が得られる状況となります。そうすることで、おのずと皆のベクトルが同じ方向を向き大きなOUTPUTになると思っています。

Question 05 休日の過ごし方
子供たちと過ごす時間
家族との時間を大切にしています。特に子供たちとともに過ごす時間は一瞬一瞬がかけがえのない時間だと感じており、日々の成長を見守ることは何よりの楽しみです。子供たちが幼稚園の頃は土日に行事があり業務調整は不要でしたが、小中学校になると平日の学校行事となり、行事に参加するには休暇の取得が必要不可欠です。太陽誘電は従業員のライフワークバランスを重視しており、有給休暇の取りやすい社風であることに加え、在宅勤務などの制度を有効に活用することで、学校での子供たちの様子を近くで見守ることができ、小学校ではPTA会長を務め上げることもできました。また、社会人になってからロードバイクをはじめました。群馬県南部は平地、群馬県中部以北は山岳とさまざまなコースを手軽に走ることができ、同僚や子供たちとたのしみながらサイクリングをしています。(写真は小学校卒業式でのPTA会長祝辞)

Daily schedule
AM
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始業、メールチェック、上司との打ち合わせ
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部門報告会
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チームメンバーとの意見交換、業務指示
PM
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昼食
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グループミーティング
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協業パートナーとの打ち合わせ
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資料作成、資料確認、メールチェック
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退社
Career path
- 2005年
- 事業本部 モジュール事業部 電源技術部
有限要素解析や回路シミュレーションを用いた電源向け磁性部品の要素技術開発を担当。海外の協力工場に赴き開発した部品を立上げた経験は今の仕事でも活きています。 - 2011年
- 車載機器や産業機器をターゲットとした充放電システムの要素技術開発・試作機設計を担当。海外の大学との協業も経験し、最先端の技術を肌で感じることができました。
- 2014年
- 大規模太陽光発電所向け発電監視システムの、企画、商品設計、販売訴求活動、客先でのシステム立上げを担当。一商品の川上~川下まで一貫した取り組みを経験しました。
- 2019年
- 現職
Message to those currently job hunting
太陽誘電を志望される皆さんへメッセージやアドバイス
とにかく学ぶ力を養ってほしいと思います。学ぶといっても専攻している学業だけではありません。アルバイト、サークル活動での自分とは異なるバックグラウンドをもつ人たちと接するなど、生活面・交友関係でもいろいろなことが学べる機会があると思います。この学んできた内容は、多かれ少なかれ社会人となってからの業務に役立ち、必ず仕事の礎となります。また社会人になってからも学ぶことはまだまだありますが、学ぶ力を養っておけば、どんな環境、シチュエーションにおいても乗り切れるようになると思います。就職活動において太陽誘電を企業分析した結果、少しでも興味を持っていただけたならば、ぜひインターンシッププログラム・会社説明会に参加してみてください。皆さんと一緒に働く日を楽しみにしております。
