高誘電率系のセラミックコンデンサは、誘電体に電圧がかかると誘電体が変形する(歪む)という特性があります。このため、可聴域の周波数(20Hz~20kHz)の電圧がセラミックコンデンサにかかるとセラミックコンデンサが振動し、基板にその振動が伝達、増幅されて音鳴きが発生します。
音鳴きの大きさは誘電体材料だけでなく、コンデンサの形状や基板の大きさ、実装状態にもよりますので、レイアウト、部品選定の両面から対策を考えます。詳しくは、当社へお問い合わせください。
当社では音鳴き対策用に低歪大容量積層セラミックコンデンサ(CF_LD)、LW逆転形状積層セラミックコンデンサ (LWDC™) などをご用意しております。是非、ご活用ください。