事業活動による環境影響
太陽誘電グループは、主に電子部品を生産し、顧客であるセットメーカーへ納入しています。電子部品のライフサイクルにおける環境負荷を考えると、使用時は小さく、生産時の環境負荷が大きいといえます。
ライフサイクルにより、環境に与える負荷と私たちが取り組んでいる環境活動を、生物多様性/気候変動/資源利用/大気・廃棄物/水源・河川・周辺地域の分類別に整理しました。
マテリアルバランス
太陽誘電グループは、主に電子部品を生産し、顧客であるセットメーカーへ納入しています。電子部品はライフサイクルとして見た場合、使用時における環境影響は小さく、その大半は生産時におけるものです。生産工程から発生する主な環境影響はエネルギー使用や水使用、製造にともなって生じる排気(CO2を含む)、廃水、廃棄物などです。太陽誘電グループは、こうした環境影響を細かく把握・分析するとともに、投入する資源の極小化やプロセス改善による省エネルギー・省資源など、さまざまな施策を講じて環境影響の改善に努めています。また、太陽誘電グループの製品は電気・電子機器や自動車などに使用されているため、それらの商品の寿命が尽きた時点で廃棄物となります。そこで製品中の有害物質の除去についても対応を図っています。
- 2022年度比の増減理由
- 2023年度は、生産量増加のため、電気・都市ガスの使用量が増加しました。