Q&Aコーナー:回答

セラミックコンデンサを貯蔵・保管する際にどのような点に注意すればよろしいでしょうか?

カタログの使用上の注意に以下のように記載しておりますので、ご参照ください。

注意点

◆貯蔵・保管
  1. 包装材の品質や外部電極のはんだ付け性を損なわないため、保管場所の温度、湿度の管理は十分に行い、特に湿度については、できるだけ少なくなるようにして下さい。
    • 製品は、周囲温度40℃以下、湿度70%RH 以下で保管できますが、周囲温度30℃以下を推奨致します。また、良好な条件で保管頂きましても時間の経過とともにはんだ付け性は劣化してきますので、弊社出荷6ヶ月以内に御使用下さいますようお願い致します。
    • 大気中に塩素や硫黄などの有害ガスのないところへ保管するようにして下さい。
  2. 高誘電率系の製品は、容量経時変化により静電容量がしだいに小さくなりますので、設計時にはご注意下さい。
    なお、経時変化により静電容量が小さくなっても、熱処理(150℃ 1 時間)を行いますと初期値に復帰します。

管理ポイント

◆貯蔵・保管

高温高湿環境下では端子電極の酸化によるはんだ付け性の低下や、テーピング、及びパッケージングなどの性能劣化が加速される場合がありますので、極力6ヶ月以内に使用して下さい。なお、期限が過ぎたものは、はんだ付け性を確認の上、使用して下さい。

※ カタログの使用上の注意については こちら